童謡と民謡を訪ねる
1.證誠寺
「しょっしょっ證誠寺、證誠寺のにわは… 」で始まる童謡「證誠寺の狸ばやし」は、その軽快さと可愛らしさで全国の子供たちに愛されてきました。その舞台になった民話の残る證誠寺に伝わる狸の伝説は、上州茂林寺の「文福茶釜」、四国の松山の「八百八狸物語」とともに日本三大狸伝説の一つに数えられ、詞・野口雨情、曲・中山晋平による童謡は、多くの人に親しまれています。(当店から0.5km)
2.木更津甚句記念碑
そして、歌といえば忘れてはならないのが「木更津甚句」、「木更津照るともお江戸はくもれ、かわいい男が陽にやける…」。もともと江戸時代末期に木更津の漁師たちが口ずさんでいた甚句を、木更津出身の噺衆・木更津亭柳勢がまとめあげて流行させたものです。その後、大正年間になって、やはり木更津生まれの名伎・若福が新橋の花柳会で歌い、再びブームを呼びました。
 艶っぽい文句の中に船乗りの哀歓を秘めた木更津甚句は、かつて「木更津船」で江戸と往来した海の町・木更津の粋な心意気を偲ばせてくれます。そして港に面した鳥居崎公園に建立された「木更津甚句記念碑」は、普及に尽力した芸伎若福とこれを受け継ぐ現代の女性をイメージして新たな見所となっています。木更津甚句は、千葉県三大民謡の一つと言われています。(当店から0.8km)